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【今すぐ使える】事業再生の実務で必携本9冊を”元事業再生コンサルタント”が一挙紹介!

とぅっきー
【自称】熱血サウナ男
元銀行員で事業再生コンサルを経て、某大手事業会社の社長室にてM&Aやベンチャー出資を経験。
現在はリスキリング事業を起業し代表取締役として活躍中。

これまでの経験を活かして若手銀行員やキャリアに悩める人に役に立つ情報を提供したいです🔥
事業再生に興味のある方の役にも立ちたい。
私のサイトを読んで、皆様の自己実現の一助となれば幸いです🙌

キャリアに悩める人を”キャリア迷子”と呼んでます。
あつまれ!キャリア迷子たち!

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※本ページはアフィリエイト広告が含まれています

事業再生について知らなさ過ぎてヤバイ……
・事業再生コンサルファームに入るけど、どんな本を読んでおけばよい?
・何から勉強していけば良いの? 用語も難しいし
、、

上記のような方々が事業再生を一から学ぶために、まず何を勉強すれば良いのかを解決していく記事となっています。

“本記事では、事業再生を実践的に学びたい方向けに

筆者が事業再生にてプロマネをやっていた経験から、場面別に必要な知識を身に付けられる良質な本を紹介しています!

とぅっきー

どれも比較的読みやすく、内容もバッチリな本ですので、事業再生力アップすること間違いなしです。

本記事に載っている本をしっかり読むことで、あなたの事業再生への知識は着実に増加し、実務において成長を実感できることでしょう。

近年経済産業省も事業再生支援に関する取組を積極的に推しています。

案件数も増加している中で今後の活躍の場はより大きくなっていくことが想定されています。

事業再生コンサルは

体力的にも精神的にもハードですが、短期間で飛躍的に成長、キャリアアップを可能にします

目次

筆者の経歴

  • メガバンクへ入行。都内店へ配属。法人担当として勤務。法人部門にて優秀賞を獲得。
  • コロナ渦を契機に事業再生コンサルティングファームへ転職。事業財務DD、再生計画策定に従事。
  • 製造業や小売業などの計10社以上の再生支援を実施。
  • 某大手事業会社へ入社。経営企画としてM&Aや様々な事業の意思決定に携わる。
  • 現在は中小企業の事業開発支援や実行にも携わる

特に未経験の方は準備しないとついていけないのではないか、、と準備に悩んでいませんか

事業再生コンサルで活躍するためには、財務モデリングが一定程度できなければお話になりません。

とぅっきー

入社してから教えます=業務時間外で寝ずにやってね()という理解なので、真に受けず事前に習得しましょう!

私のような財務モデリングのイメージすらわからないような方向けに、基礎講座を作っています

手を動かすことが中心で、しっかり動画付きなので着実に身に付けることが可能です!

参考書籍一覧

事業再生について学ぶ前の導入本


本書は皆さんご存じである、経営共創基盤の冨山さんの著書です。

事業再生の詳しい実務などはサラッと書かれている程度ですが、具体的にどんなことをするのかのイメージを付けることができるでしょう。

さすがだなと思うのが、財務でこねくり回すのではなく、しっかり事業性評価に焦点をあてた記述をしているので、

ある程度事業再生コンサルタントとして活躍している方でも、現状を見つめなおす意味で読む価値のある本です。

具体的なストーリーによる説明がなされており、最初に雰囲気を掴みたい方にはかなり読みやすい本でしょう。

事業再生全般について理解する本

実践的中小企業再生論〔第3版〕


こちらの本は再生をやるなら必須の本です。

多くの再生プレイヤーがバイブルとして常に携帯していると思います。

巻末の参考資料を除けば、本編は300ページほどです。

事業再生の本にしてはボリュームは少ないですが、中身はかなり洗練されています。

  • 中小企業再生の現状
  • 中小企業再生の実務
  • 事業再生関連の実務
  • 中小企業再生支援協議会と周辺インフラ

上記が主なトピックですが、実務面がかなり詳しく具体的に記述されており、困ったときにとても頼りになる本です。

事業再生において難しい論点として挙がる経営者責任や保証人責任などについても具体例を交えた記述があります。

また本書ではなんと税務面もカバーしており、ボリュームの割に事業再生における論点を幅広く拾い上げています。

巻末にほうには参考資料として、事業調査報告書や再生計画書等をサンプルとして載せてあり、成果物のイメージもつきやすいかと思います。

とぅっきー

4~5回程度熟読すれば、再生業務の基本的な論点を習得できます。

毎回読むたびに発見のある本です。

マネージャークラスの方でも、たまに読み返していましたね

実務ではすぐに見返すことができるように、パソコンの横や、枕の横に常にセットしておきましょう

繰り返しますが、この本は再生コンサルを手掛けるなら必須の本です。

必ず準備しましょう。

事業デューデリジェンス向け

外資系コンサルのリサーチ技法: 事象を観察し本質を見抜くスキル


こちらの本は主に事業デューデリジェンスでの外部環境分析を担当する際に用意しておきたい本です

未経験で事業再生ファームに入社した場合、まず最初に任せられるであろう業務が外部環境分析です

具体的には

  • 秋田県における果物小売業者の市場規模推移
  • 大阪府における製薬向け機械製造業の今後の展望
  • 海外向けの麺類の製品別輸出額推移

など顧客が属しているマクロ環境データをまとめ、それらが業績にどのような影響を与えるか?

業界として今後伸びる余地があるのか、それとも衰退していくのか

そのような情報をレポートしていく作業が外部環境分析です。

外部環境分析は実際に業務をやってみればわかりますが、いきなり情報を集めだすと玉石混交のデータの海におぼれ、結局なんのための情報収集をしているのかまったく分からなくなるという現象に遭遇します

とぅっきー

筆者も最初は網羅的に調べすぎて、時間かけたのに内容のないレポートになってしまったよ…

本書ではそうならないために、

「どのように情報を集めていくのが効率的なのか」、「そもそも情報の集め方はどんな種類があるのか」を詳しく複数の切り口で解説しています。

重要なのは網羅的に調べるのではなく、何が言いたいのかという仮説を立てて、それを肉付けするデータを集めていくことですよね。

事業再生の現場では情報迷子になっている方が散見されるので、ぜひこの本で効率よくまとめていく術を学びましょう!

再生コンサルティングの質を高める 事業デューデリジェンスの実務入門


とぅっきー

この本はとてもシンプル!最初事業デューデリジェンスをやるとき参照しながらやると事故にならないよ!

この本はタイトルにある通り、事業デューデリジェンスの入門書です。

名前のとおり未経験者にとっては何をすればよいか明確になるため、かなり重宝します

事業デューデリジェンスってそもそも答えがないんです。

外部環境分析も内部環境分析も決まったコンテンツの型はありますが、どのような分析をすればよいかは企業によって異なります。

結果的に未経験の方は『何から始めてよいのかまるでわからない…どうしよう時間だけが経過していく…』となりがちです。

とぅっきー

最初いきなり『人件費の分析して!』って言われたときは固まりました笑

本書は各コンテンツ事にどのような分析をするべきかを簡単に説明しています。

事業デューデリジェンスをこれからやっていく人はこちらを見ながらやると何かしらのアウトプットイメージがつくかと思います。

当然現場のマネージャー次第の部分がありますが、現場ではしばらく未経験でも自走をせざるを得ないケースがあります

そんなときのロードマップとして活用できるので

この本は事業デューデリジェンスを始めてやります!という方によっては

お守りのような存在になります。

事業デューデリジェンスを初めてやる方は、必ず手元に用意しましょう。

とぅっきー

事業DDの超わかりやすい手順書と理解してもらえると良いかと!

M&Aを成功に導くビジネスデューデリジェンスの実務〈第4版〉


こちらの本はさすがPwCだなという内容です。

事業再生用の事業DD本ではなく、M&A向けではありますが、事業への着目点は再生実務でも同様です。

M&Aでは買う会社の事業が今後伸びるのか、提出された事業計画の蓋然性があるかのチェックをします。

事業再生においても外部環境と内部環境を分析し、今後売上高がどのように推移するかをしっかりステークホルダーに説明をする必要がありますよね。

銀行員A君

M&AのDDも事業再生のDDでも、論点は同じということですね

この本の良い点は、図解が多く分かりやすく説明してくれる点です。

ウォーターフォールでの図解などあり、DDレポートを作成する際にかなり参考になります。

とぅっきー

筆者は結構本書で紹介されている分析を真似していましたw

分析方法もかなり細かく記載されており、『もっと自分のDD力を高めていきたい!』という方にはうってつけです。

途中途中コラムを入れており、休憩しながら読めますし、業種ごとの注意点なども最後のほうに記載があり、困った時に使えるとても頼りになる本です。

財務デューデリジェンス向け

M&Aにおける 財務・税務デュー・デリジェンスのチェックリスト


銀行員A君

財務デューデリジェンスの良い本はないんですか?勘定科目ごとにどんな注意をしてみていけばよいとかのマニュアル的なやつ欲しいです…

とぅっきー

大丈夫。今から紹介する本は丁寧にBS、PL別に順を追って解説してくれているよ!

本書ではタイトルにチェックリストと書いているだけあり、勘定科目別(棚卸資産・貸付金・仕入債務等)に何をしていくべきかを記載しています。

本の順番に進めていけば良いので、「具体的にどんな手続きを進めていけば、良いのか分からない」

という方にとってはまさに聖書です。

BS項目だけでなくPL項目についての解説もしており、事業再生の数値基準にかかわる正常収益力についても解説があるのでとても便利です。

税務面についても記載があり、かなり心強い一冊となっております。

『M&Aにおける』とタイトルになっていますが、事業再生の財務デューデリジェンスにも適用できる内容となっています。

とぅっきー

現に私が属していたファームでも本書を参考に進めている人も多くいましたね!

財務デューデリジェンスを任された人は、手元に置き、科目ごとに手続きをチェックしながら進めましょう。

経営改善計画作成向け

銀行員が納得する経営改善計画書

本書は事業財務デューデリジェンスを実施した後、経営改善計画策定フェーズで活用したい本です

銀行員A君

どのあたりを参考にしたら良いんですか??

とぅっきー

主に使えるところは、どうやって売上高や売上原価、販管費を設定していくかというところだね!

計画策定フェーズでは将来の財務3表を作成する必要があります。

実務を経験すると、売上高のロジックの設定であったり、売上に対応して売上原価をどのように見積もるべきか、PLの動きによってBSはどのように動かすべきか等の財務モデル構築段階で様々な悩みに遭遇します

特に製造業の場合は製造数量によって原価は変動します。部門別製造日報等の会社管理資料を活用し、費用の配賦ロジックを検討したりなどをする必要があります

本書はそのようなロジックについて計算式等を載せているので、計画を作る際に参考にしましょう

とぅっきー

各勘定科目ごとの算定ロジックを載せている点が実務において重宝します!

事業再生コンサルで活躍するためには、財務モデリングが一定程度できなければお話になりません。

とぅっきー

入社してから教えます=業務時間外で寝ずにやってね()という理解なので、真に受けず事前に習得しましょう!

私のような財務モデリングのイメージすらわかないような方向けに、基礎講座を作っています

手を動かすことが中心で、しっかり動画付きなので着実に身に付けることが可能です!

事業再生の事例集

金融機関が行う私的整理による事業再生の実務【改訂版】


本書は事業再生を始めた会社が結局どのような着地をしているのか、その過程を収録しています

リスケ・第二会社方式・DDS・DES・再生ファンドによる買収等の様々な金融支援を実施した事例を載せているため、事業再生の全体像をつかみやすい構成となっております。

とぅっきー

事業再生の基礎的な概念をしっかり解説してくれているので、再生するって具体的にどうなるの?という事例を見たい方にオススメです!

事業再生において難しい論点である税務の取り扱いについても具体的な数値でわかりやすく解説をしているので、実務にも応用が効きます。

ケーススタディを多くインプットするという視点で読んでみると、事業再生への理解が進むでしょう!

事業再生初心者にもおすすめな本です!

銀行業務の知識

事業再生の現場では債権者である銀行員とのやり取りが頻繁にあります。

金融支援の意思決定をするのが銀行である以上、銀行が使用する言葉や概念についてきっちり理解しておく必要があります。

元銀行員の方であれば、債務者区分や融資形態についてある程度わかると思いますが、いままで事業会社などで働かれてきた人からしたらなんのこっちゃという状況だと思います。

銀行員A君

信用格付とか、シローンなどの用語は金融関係者じゃないと馴染みがないですよね

とぅっきー

紹介する本はとってもわかりやすく書いているので、導入として読んでみることをオススメするよ!

融資業務超入門

本当にシンプルに銀行の融資業務が記載されています。

2007年と古い本ですが、銀行業務の内容が根本的に変わっていないので差支えないです。

イメージですが、銀行員は入社時に『融資・預金為替・財務・外国取引・法務』等々のジャンル別に分厚いテキストを渡されます。

そこには難しい用語で色々なことが書かれています。

この本はその中でも融資ジャンルの銀行テキストをだれでもわかるように簡単にまとめた本というイメージです。

この本の良いところは、銀行員が実務で躓くところを、太字でわかりやすく記載してくれている点です。

むしろ新卒銀行員が最初に読んだほうが良い本だと思います。

『銀行員はこんな思考をするんだな』ということをこれでつかんで頂ければよいかと思います。

また多くの方が苦手意識をかかえる不動産の登記簿謄本についても基礎的な内容が書かれているので、ぜひみてみてください。

中小企業財務の見方超入門

こちらは上記の本の財務バージョンです。

はっきり言えば、財務についてしっかり理解できている人であれば簡単に感じるかもしれません。

なぜこの本を勧めているかというと粉飾についてどういったパターンがあるのかを都度紹介してくれている点です。

再生企業では基本的に粉飾が行われています。正直に言ってくれる企業であれな良いですが、中には隠し通そうとする企業もあります。

そこで見逃さないためにはどんな粉飾パターンがあるのかをある程度知っておく必要があります。

この本には、見落としがちな粉飾が紹介されている点で未経験者の方へオススメです。

これから事業再生業界に入ることを検討している方へ

特に未経験の方は準備しないとついていけないのではないか、、と準備に悩んでいませんか

事業再生コンサルで活躍するためには、財務モデリングが一定程度できなければお話になりません。

とぅっきー

入社してから教えます=業務時間外で寝ずにやってね()という理解なので、真に受けず事前に習得しましょう!

私のような財務モデリングのイメージすらわかないような方向けに、基礎講座を作っています

手を動かすことが中心で、しっかり動画付きなので着実に身に付けることが可能です!

とぅっきー

モデリング能力は再生コンサルタントは必須です!できないと重要な仕事を任せられません

事業再生コンサルタントについて経験者の生の声を聞きたい方へ

・何も気にせずざっくばらんに聞きたい
・転職するか悩んでいるが相談できる人がいない
・内定先の人に聞くのもちょっと気まずい

という方

筆者がなんでもお答えします!

事業再生に関わる内容であれば、特段テーマは絞っておりませんので、お気軽にお声かけ下さい

とぅっきー

数名の方とご相談をしましたが、今のところ皆様知りたい情報を知ることが出来た、助かったということで、評価いただいております。

下記ラインからアンケートご回答の上、無料相談のボタンがでてきますので、そこからお願いします!

とぅっきー

おかげ様でこれまで意外にも多くの方にご相談頂きましたが、皆様ご満足いただいております!

ご相談頂いている方としては

・再生業界を転職先として検討しているが、キャリア形成上どのようなところに行けるか
・再生事業を営む会社の選考を受けている。面接対策の相談をしたい
・再生業界そのものに関する動向や質問
・内定先である事業再生コンサルから聞いている情報が本当がどうかの見極め
・その他なんでも

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この記事を書いた人

元銀行員で事業再生コンサルを経て、事業会社にてM&A担当。
その後起業し、リスキリング事業を運営。

若手銀行員向けに役に立つ情報を提供したいです。私のサイトを読んで、皆様の自己実現の一助となれば幸いです。
キャリアに悩める人を”キャリア迷子”と呼んでます。
あつまれ!キャリア迷子たち!

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