- もうすぐ銀行員として3年経つけど、このままで良いのだろうか?
- 年収を上げて転職したい
- 何かスキルを身に付けたい
このように悩まれていませんか?
営業店で数年過ごすと、専門スキルが身についていないことに焦りを感じる方も多いでしょう。
銀行員として、少なくとも胸をはれるような強みを持っていたいものです。
では何が一番コスパよくスキルを身に付けられて、転職などでも評価されるでしょうか?
結論としては
簿記2級です。
簿記2級は実務でも使えますし、取得までにかかるコストと比較してもメリットが大きいです。
筆者は簿記2級を銀行員時代に取得し、事業再生コンサルティングファームに転職しました。
簿記2級を取得し内容を理解したことで、財務会計への理解度が増し顧客との会話もより鮮明になりました。
- なぜ簿記2級を取得するべきか・3つの理由
- 独学orスクールどちらにするべきか
- 簿記1級まで取得するべきか
- 他の有名資格との比較
簿記2級を取得することで、財務会計への体型的な知識が身に付きます。
審査部から財務周りでつっこまれても、簿記2級レベルの知識があれば、回答することができるでしょう
後半で一覧にしていますが、
資格の大原のWEB講座はかなりリーズナブルな料金設定になっています。
資料請求は無料でできますので、カリキュラムも含め気になる方は、サクっと資料請求してしまうのも手です!
さて一緒にみていきましょう!
筆者の経歴
・メガバンクへ入行。都内店へ配属。法人担当として勤務。法人部門にて優秀賞を獲得。
・コロナ渦を契機に少数精鋭の事業再生コンサルティングファームへ転職。事業財務DD、再生計画策定に従事。製造業や小売業などの計10社以上の再生支援を実施。
・某大手事業会社へ入社。社長直下の経営企画として、新規事業推進、M&Aなどを担当
・事業会社の経営支援や個人事業を複数運営
筆者は銀行員がキャリアのスタートでしたが、銀行の外で活躍できるようなスキルが中々身につかない環境であると実感しました。
事業再生コンサルにて苦しみながらも働き、スキルアップしたことで、現在事業会社の経営企画として活躍できています。
簿記2級を取得すべき3つの理由
転職市場で評価されやすい
簿記2級はそもそも簡単な資格ではありません。
商業簿記・工業簿記に分かれ、連結会計などの簿記1級の範囲も勉強しなかればなりません。
簿記2級取得に必要な時間は大体150~350時間時間と言われています。
銀行員の方であれば一度は受けたことがある資格のFP2級は大体150~300時間程度と言われています。
つまりしっかり勉強し、対策をしないとなかなか受からない資格です。そのため
- 財務・会計分野に強みがある
- 継続的に努力ができる人材である
という評価を得ることができます
メガバンク内にいても、簿記2級を取得している人は少ないです。一定の差別化を図れる資格ですね。
もちろん銀行内部でも、業務以外でも自己研鑽ができる人材として評価されます
転職するしないにかかわらず、取得して損が全く無い資格と言えるでしょう。
顧客企業のビジネスについての理解が深まり、顧客からの信頼を得られる
私が事業再生ファームにいたころ中小企業の経理担当者や社長から聞いた銀行員に関する話を紹介しますね。
銀行員は会計のことをよくわかってない人が多いですよね。繰延税金資産の計上とか言っても、よくわかってなさそうな顔をしています
『売上総利益が3%くらい上がってますね!利益率あがっているじゃないですか!』とかまんま言われても笑
うちは製造業なので、管理会計上の限界利益率でみないとどの程度稼げるビジネスなのかわからないと思うけど……
中途入社してくる経理担当でハズレが多いのが銀行員です…
経理は仕訳をするんですが、仕訳がまともにできないし、遅いんですよ…
当然良い話もありますが、一方で辛口の意見も多くありました
ここに書いたように銀行員の多く(特に若手)は勘定科目ごとにどのような仕訳がされているのか、管理会計に対する理解が薄いです
なぜなら財務3表は銀行のシステムで自動で出力されるからです。自分で作成しているわけではありません。
顧客ビジネスの理解が不十分のまま、手数料を稼ぐための提案だけ一人前に行う銀行員は、本当の意味での顧客からの信頼を得ることはできません。
低金利時代に突入したことで、多くの銀行がコンサルティング営業に注力する動きが高まっています。
その中で顧客から真に相談相手となるためにはビジネスをしっかり理解し、助言できる知識が必要です
日本国内であれば、製造業が多いですね。
工業簿記についてしっかり理解を深めることが経理担当者と会話する上で必要です。
管理会計で限界利益率が低下していることが分かれば、原因を突き止めることが可能です。
運送費が高止まりしているのであれば、別の運送会社を紹介しビジネスマッチングをしたり、
自社配送に切り替えてもらい、車両費を銀行が融資するなどの取引拡充につながるかもしれません。
なるほど、ビジネスを理解するために簿記2級の知識を活用するんですね。足で稼ぐのが銀行員の仕事だと思っていました…
それも大事だけど、銀行員は忙しいし、足には限界があるよね。知識武装をすることでより効率的に顧客の役に立てるんだ。
銀行の外でも実務上役に立つ
銀行員にとってのメリットはわかりました!銀行員から転職した場合はどのくらい役にたってますか??
気になるよね。私がコンサルファームにいたときに実際に役にたって事例を紹介するよ!
- 顧客の財務分析をする際に管理会計PLで損益を把握。
損益分岐点売上高がわかるため、『売上高をどこでいくら積み上げるか』というディスカッションが可能になり、顧客の行動変化に繋がった - 将来のPLを作成する際に工業簿記の知識をフル活用できた。
仕掛品の構成要素が何で、いつ製品になり、いつ原価として計上するかを顧客と議論し、月次のPL計画を作成 - グループ企業との取引が多い場合、連結した上での財務3表をみる必要があった。連結会計を学んでいたため、業務上スムーズに対応できた。
簡単のため3つにとどめますが、かなり重宝しました。
管理会計や連結会計が分かれば、銀行内でもかなり役に立ちます。
審査部門への稟議をあげる際に、自分の力で管理会計ベースの稟議を上げたり、
連結決算を組むことによって、審査部門とのディスカッションをロジカルに乗り切れます。
簿記2級をしっかり習得することで、意志決定を進める力も醸成されるということです。
スキルとして実際に役に立つんですね!でも本当に市場で評価されるものなんですかね?
筆者は財務コンサルの会社を受けたので素養はありそうだなと言う感じで評価されたよ!
経営コンサルや財務コンサルなどに行くと、ファイナンス知識を活用することが多いです。
私は、銀行員のネクストキャリアとしてコンサルティング業界に入ることは強くオススメします!
手を動かすことが多く、知識の大量インプットが常に求められるので、かなり成長できる業界がコンサルです
簿記2級取得に際するデメリット
相応の勉強時間を確保する必要がある
なんだかんだで難しい資格です。
銀行員の皆さんなので、簿記3級程度の実力があると仮定した場合の勉強時間の目安として
独学の場合は、250時間~350時間が目安です。
期間は4~6カ月程度になります。
また通学・通信講座なら150時間~250時間が目安です。
同じ学習期間でも1日あたりの学習時間を減らすことが可能です。
試験に受かるための対策を最短でできるからということです。
ただ、銀行員は忙しくなかなか平日の学習時間を確保できないことも考えると半年は期間をみておいたほうが良いでしょう。
ある程度の期間をしっかり勉強継続していけるだけの覚悟と継続力が必要です。
銀行内での、簿記取得による評価UP効果は薄い
銀行では基本的に簿記2級やはたまた1級を取得することで給与が上がることや人事評価が上がることはあまりありません。
もちろん、支店長から頑張っているという意味での評価は上がるかもしれませんが、
その資格に見合う専門的な部署が銀行内部にないというのが実情かもしれません。
それ以上にTOEICや証券アナリスト、FPのほうが人事評価につながる印象です。
ただ、簿記2級を取ることはコンサルへの転職や、事業会社の財務・経理部門への転職を有利にするため転職市場ではしっかり評価されるので安心してください。
銀行員を継続するなら英語などが良いんですね・・・・うーん
でも転職を考えるなら簿記2級はコスパがとっても良い資格には変わりありません!
筆者は簿記2級はあらゆる資格においてコスパが良い資格だと考えます
顧客の事業をより理解できるようになる上に、転職活動では高く評価されるからですね。
なるほど~転職もちょっと気になっているんですが、銀行員の先のキャリアってどんな感じですか
銀行員は若手だと結構色々な業界にいけるよ!
筆者は銀行員でいることは専門性が身に付かず、リスクだと判断し、転職をしました。
結果的に筆者は、銀行を辞めてよかったと心の底から感じています。
ポジショントークですが、今後のキャリアを考えたときに、銀行員で働き続ける優位性は高くないと考えているので、
転職することをオススメします。
結果現在筆者は事業会社で様々なM&A案件に携わりつつ、他の事業会社の経営支援をしたり、個人でも複数事業を運営しています。
・銀行員からのキャリアの可能性について話を聞いてみたい!
・転職についてなんとなく考えている。ちょっと壁打ち的に軽く話を聞きたい!
ということでしたら、下記ラインから無料特典と無料面談をお渡ししております!
私も過去銀行員の時に転職活動を二回ほどしています。その経験や周りの転職した同僚の話を含めてご共有できるかと思います!
某事業会社にてM&Aやベンチャー投資などを担当しており、そのようなキャリアに興味がある方にとっては参考になるかもしれません。
簿記2級以外に、より銀行の外でも使用できる実践的なスキルを身に付けたい方向けですが
ファイナンス分野でより活躍したいという気持ちが強い場合は下記の記事が参考になります。
財務モデリングを身に付けておくことで事業計画の策定、資金調達支援などの仕事にも広がっていきます
独学で学ぶのが良い?それともスクールに通ったほうが良いの?
結論から申し上げると自分に合う方法を選んでください
どんだけ不親切なんですか(怒)
申し訳ないけど、一長一短なんだよね。別に独学でも取得可能ということだよ
ただ、筆者は簿記2級を取得するまでに独学した結果、結果的に1年以上かかりました…
しかも正直出題パターンを覚えて対応したにすぎません。
結局、簿記1級を勉強するタイミングで、簿記2級の復習講義を受講しました。
簿記2級の知識は実務レベルで使用できますが、理解できていなければ意味がないです。
簿記3級を持ってない!そもそも理解度にも自信ない…という方には通信講座を利用したほうが理解が早いです
最近は教室に行かなくても、録画されているオンライン講義をベースに自分のペースで受講できます。
必要な個所だけ講義を受けて、理解できるところはテキストでゴリゴリ進める方法が効率良いですね!
簿記1級を取得する必要はありますか?
結論から言うと、
上記以外の方は無理をしてまで取得する必要はないと考えます。
なぜかというと簿記1級は専門性が高く、実務で活かせる領域が簿記2級ほど広くないからです。
それに対して勉強時間は一般的に500~1,000時間となかなか膨大です。
【退職給付会計・減損会計・税効果会計・連結会計・資産除去債務・デリバティブ】などの高度な論点を簿記1級ではカバーしています。
個人的には上場企業の財務部門を担当するなら高度な会計知識が必要なのでとるべきだと思います。
簿記1級は独学では、理解に時間がかかるのと、市販のテキストがそこまで充実していないので、資格の大原などの講座を受けたほうがオススメです。
オススメというか自力だと難しいですね。
簿記1級を取得するメリット
まず市場価値がさらに上がることは言うまでもないです。特に大企業からのウケが良くなります。
具体的なメリットを下で列挙します。
財務デューデリジェンスなど専門性の高い業務に対応可能
ファームによって異なるとは思いますが、財務デューデリジェンスはすべて会計士がこなしているわけではありません。
チェックするのは会計士ですが、実務は会計士以外がやっているケースがあります。
※基本的に会計士の業務ではあります。
財務デューデリジェンスで実態バランスシートを必ず作成するのですが、退職給付引当金や資産除去債務等を計上することがあります。
また棚卸資産の評価方法は会社ごとに異なり、その評価を正しく把握し、適切に評価しないといけません。
そのような論点も簿記1級カバーしており、実務面でかなり重宝するでしょう。
本格的な事業計画作成に重宝する
簿記1級では製品別の売上高を検討する先に最適なセールスミックスを考えるなどの論点があります。
中小企業でも部門が複数あったり、主要商品が複数存在します。
そしてすべては『数量×単価』に分解することができます。
業績を改善する上で、どの商品を単価がいくらで販売するかを検討しますが、そのような論点を学ぶことが可能です。
管理会計をかなり深く学ぶことができる点に大きなメリットがあるということです。
税理士試験の受験資格を得られる
税理士試験を受ける要件に会計事務所での就業経験2年以上などの制限があります。※他にも存在します。
簿記1級を取得すれば、就業経験に関わらず、税理士試験の受験資格を得ることが可能です。
士業の道を目指すという道も開けるのがこの資格の特徴でもあります
講座・書籍のお申込は最大15%オフの【ネットスクールWEBショップ】
結論_簿記1級を取るべき人は
- 財務デューデリジェンスなどの専門的な仕事も積極的に行っていきたい
- 税理士や会計士などの難関国家資格へ挑戦するための登竜門としたい
- 大手企業の経理・財務・IR担当にゆくゆくは転職したいと思っている
- せっかくだから1級を目指したい!という強い気持ちがある
上記に記載した方はとることをオススメします。
取れれば、もちろん大手企業でも通用するような会計知識を身に付けることができるので、キャリアの幅は広がることでしょう。
気になる方はまずは資料請求をしてみることを薦めます!
結局取らないと損をする資格とは??
改めてですが、簿記2級です。
銀行員の方であれば、持っている方もいるかと思いますが、意外と皆さん取得していないですよね。
なんでそんなに必要なんですか?別になくても銀行員としての仕事はできますよ!
もし、顧客から信頼を得たい、ライバル銀行員よりも一歩リードしたいということなら取ったほうが良いです!
筆者は銀行員を辞めたあと、事業再生コンサルで中小企業の現場に常駐していましたが、
よく経理の方が
「銀行員の方は会計をあまり理解していないケースが多いです。それはメガバンクでも同じですねw」
と言っていました。
過去の私も含めですが、なんとなくわかったつもりになったまま、放置している方が大半かと思います。
簿記2級は得られる知見がとっても有益な上に他の資格以上に必要な金銭も時間も相対的にローコストです。
勉強時間は250時間程度、費用は独学であれば1万円、通信講座を使うと5万円以下で抑えられます。
FP2級も銀行員にとって重要な必須資格ですが、銀行を出るとあまり評価されないです。
転職活動中、一言も触れられたことないですね…
【日商簿記2級を持つメリット3選】
①就職・転職に有利
企業に求められている資格の一つ②給料が上がる
資格手当が月に1万円程出る会社あり③会社選びが有利
決算書が読めるので倒産しない会社かどうかわかるなんだかんだで2級が一番コスパ良い。
— はる|簿記1級持ちのデータ分析屋 (@haru_2006ppe) August 19, 2022
【簿記2級以上を取得するメリット】
・合格率20%台以下で希少性が高い
・仕事でつかえる知識は2級以上である
・就活や転職での評価が一気に高まる
・実務経験と掛け合わせると年収UPの効果大改めて簿記2級を取得してよかったです。
簿記2級を取得するならクレアールがおすすめ。#簿記2級
— こうだい@仮想通貨×web3.0 (@kodaiGrow) July 25, 2021
資料もすぐに送ってきたので、信頼できるなと思いました
その他の資格はどうすればよい?
銀行員で意識高い人が考えるであろう”あるある資格”の証券アナリストと中小企業診断士をご紹介します。
当然証券アナリストも中小企業診断士も若いうちに取得しておけば転職上評価されることは間違いないのですが、
その知見が仕事上ダイレクトに反映される場面は限定されます。
証券アナリスト
証券アナリストであれば証券会社や資産運用会社等では実務で使うでしょう。
また株式価値評価等を学習するため、投資銀行などを受ける場合は評価のポイントとなるでしょう。
一方で、財務モデルを組むような仕事は経験によって身につくものなので、資格取得したからと言ってすぐに投資銀行業務が担えるわけではないことに注意です。
ただ、株式や債券に関する知見、ミクロ・マクロ経済学などの理論学習を幅広くカバーしている資格のため、資産形成などの日常の生活に役立ちます。
転職においては高い学習能力がある点で評価されること間違いないでしょう。
投資銀行業務への挑戦をしたい方はアピールポイントとして取得しておくと良いでしょう。
学習時間は200時間程度と言われています。
独学でやっていきたいところですが、アナリスト協会の通信講座を受けることが義務付けられており、費用がかなり発生してしまうのが特徴です。
2022年の時点で
54,000円・第1次レベル通信講座
13,000円・第1次レベル受験料(3科目合計)
一次合計67,000円
53,500円・第2次レベル通信講座
15,000円・第2次レベル受験料
二次合計68,500円
全合計135,000円
と合計135,000円も発生します。これは最低額ですw
魅力的な資格ですが金銭的なコストが重いということですね!
もちろん、転職する際に上場企業のM&Aを手掛ける外資FASなどでは、証券アナリストの知識も要求される場合があります。
その時にはアピールポイントとなるため、取得することでデメリットはないでしょう。
中小企業診断士
中小企業をとりまく外部環境・財務面・法務・システム等々幅広く網羅的に学べることが特徴です。
銀行員の方で中小企業を担当する方であれば、多少役に立つでしょう。
過去私もスクールに通って何科目か取りましたが、実務上、診断士の知識が営業の実績獲得に役立った経験はありません。
知識の活かし方を知らないし、銀行業務上学ぶ機会があまりないことに起因していると思います。
ただ中小企業診断士は国家資格であり、持っていれば顧客からの信頼を得やすいことは間違いありません。
ちなみに勉強時間は800~1000時間必要と言われています。
受験勉強みたいですね。一年以内に受かることを考えると休みなしで毎日2時間勉強し続けることが必要です。
診断士は投資する時間がとっても長いことが特徴です!
メリットとしては、中小企業のシステムや経済学、法務などかなり幅広く理論を学ぶことができるため、今後も中小企業のコンサル等に携わりたい方は、勉強する価値ありと思います。
独学であれば、必要費用は少額ですが、基本的にTACなどの予備校で学習する方が多いです。
TACの場合、2023年の合格を目指す方でも受講料で30万円現時点で発生します。かなり高額ですよね。
国家資格だけあり、時間も費用もかかるようです。
これまで紹介した資格を簡単にまとめると
項目 | 簿記2級 | 証券アナリスト | 中小企業診断士 |
---|---|---|---|
必要時間 | 150~350時間 | 200時間 | 800~1000時間 |
必要費用 | 1万円~8万円 | 13.5万円~ | 30万円程度(予備校) |
活用範囲 | 分野問わず、汎用性が高い | 資産運用・投資銀行業務 | 浅く広く中小企業を学べる |
上記の通り、簿記2級は必要時間は場合によっては証券アナリストよりもかかりますが、費用が比較的安く済む点と、活用できる分野が広い点がメリットですね。
まとめ
ここまで主に簿記2級をとるべき資格だと解説してきましたが、重要なのは簿記2級レベルの知識をビジネスで使いこなすことです。
取得して終わり!ではまったく意味がありません。
とぅっきーが銀行員時代に尊敬していた、優秀な支店長(50歳)に言われたのが『簿記2級は本当にやったほうが良い。早めにとっておけばよかった。意外と製造業への理解が浅かった…』
きっと今まで逃してきた機会もあったのではないかと思います。
これを読んでいる方ではあれば、まだ間に合うと思うのでぜひ取得を検討してみてくださいね。
下記記事でも銀行員にとっての簿記の重要性を記載しているのでご参考にしてみてください
銀行員からの転職を検討している方はこちらもご参考にしてください。